フィリピンの介護施設

皆さま、こんにちは。
先日、フィリピンのダバオで行われる少年野球大会のボランティアをしてきました。2月7日に渡航したのですがダバオは気温が30℃あり日差しが強く、真冬から真夏に一気に変わった感じでした。

せっかく訪れたので現地の介護施設の見学を申し出たところ、野球大会を支援しているミンダナオ国際大学の方々がサポートをして下さり老人ホームを見学することが出来ました。
施設は「Davao Veil Geriatric Home Care Center 」 、現在施設を新設していて今は仮住まいだそうです。

フィリピン国民の平均年齢はなんと24歳!(日本は48歳)平均寿命も68歳と若く、介護施設も少ないそうですが、その施設の入居者さんの年齢は90歳前後の方が多く入られていました。入居人数は30名、24時間対応で病院との連携もしており施設のスタッフは25名とのこと。利用料金はひと月日本円で6万円、フィリピンンの貨幣価値としては30万円くらいなりますが、高額ですよね。それでも入居者が後を絶えずお断りをしているそうです。

設備(ベッドや車いす)は簡素なものばかりでしたが、南国ならではの明るい雰囲気で、なによりスタッフの数が多く入居者さんに寄り添いながらのコミュニケーションが豊富であることが印象的でした。
また、ダバオに新設された総領事館の設立パーティーがあり出席させて頂きました。河野外務大臣やドゥテルテ大統領の娘であるサラ・ドゥテルテさんとも間近で会食を行えた貴重な体験もしてきました。

実はダバオを含めた南ミンダナオ一帯は今も戒厳令が敷かれています。いたるところに銃を構えた警官がいて、ホテルやショッピングモールに入る時には厳重にチェックを受けます。
今を乗り越えてこれから発展してく地域になる事を願いたいと思います。 

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